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シオモニ

シオモニとは、義理の母、つまり、姑の韓国語である。オモニは、母、アボジは父、それに〝シ”をつけると義理の父、母となる。今年の旧正月も終わった。私の住んでいるところは、主人の実家まで高速を飛ばして4時間の南端。27日が仕事収めで、その日、会社が終わって夕飯を簡単に取って、8時過ぎに実家に向けて家を経った。実家に着いたのは夜中の12時過ぎ。田舎の奥の奥にある、山の下の農家の一軒家。舗装されていないガタガタ道を100メートルくらい行くと、実家が見えてくる。車の音で飼っている犬達が吼えて、私達の到着を主人に知らせる。どんなに遅くても、必ず外に出てきて、迎えてくれる。孫達を笑顔で抱き寄せ、車から降ろす重い荷物から持っていこうとする70近いシオモニ。家に入ると、両親にひざまずいて韓国式の深い敬礼をする。そして、必ず、シオモニが私達のおなか具合を心配してくれる。夜中の1時過ぎようが、おなかがすいていたら、食事を出してくれる。いやな顔をすることもなく、当然のように、出してくれる。始めの頃は日本人の私には慣れなくて大変だったが、今では、どんなに遅くなっても、食事が待ってると思うと慰めになるくらいだ。待っていてくれる人がいると。旧正月の準備も、私達嫁に全部させて自分は休むような普通のシオモニではなく、嫁が少しでも楽にできるようにと、本当に心配りをしてくれ、共に準備をする義母である。身体の弱いシアボジの代わりに、農業をし、牛を飼い、朝から晩まで、休むことなく働くシオモニ。それでも不平不満を言わず、心無い息子達の文句にも「はっはっはっはっ!!」と腹からの大声で笑い飛ばすシオモニ。シオモニの、黒くひびの入った手の指と、その指とは正反対の、温和で穏やかな顔を見て、この義母の人生の重みを感じる。私達が帰る時間が近つ”くと、シオモニは私達への荷作りで忙しくなる。キムチ、白菜、大根、米、味噌、私達が買ってきた果物、ねぎ、etc 、、。どんどん荷物が増えていく。”こんなに食べれるかな。。。”と思いながらも、義母の気持ちがうれしくて、来たときの倍の荷物になって帰って行く。今年も、旧正月が終わった。ホームシックという寂しい思いもするが、その気持ちを知っていてくれるシオモニが私にはいてくれる。重くなった車と同じくらい、心が満たされた、旧正月の帰途であった。
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先祖に捧げる旧正月のお供え物。
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by hyomin | 2006-01-31 16:34 | 思い、徒然と。。。
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あんにょん。。。                o(〃^▽^〃)o♪ 。・:*:・゜☆


by hyomin
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